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環境に関連する用語

カーボン・オフセット

発生してしまった二酸化炭素の量を、何らかの方法で埋め合わせをして、二酸化炭素排出を「実質ゼロ」に近づけようという発想から生まれた活動です。

カーボン・オフセットには、まず自分がどれだけ温室効果ガスを排出しているかを知ることから始まります。地球温暖化対策の第一歩として、車に乗るのを公共交通機関に代えたりといった身近な所から排出削減に取り組みます。

温室効果ガス排出削減するための努力をしても、生活を送るうえで二酸化炭素などの温室効果ガスは排出されます。どうしても排出されてしまう温室効果ガスを、別の場所で埋め合わせ(オフセット)するのが、カーボン・オフセットになります。
温室ガス排出削減・吸収活動を行なっている団体や企業などに資金を提供することで、自身が排出した温室効果ガスを埋め合わせします。アメリカやイギリスでは、NPO団体や企業などがカーボン・オフセットを提供しており、ここ数年で市場が急成長している分野です。

日本では、カーボン・オフセットの啓蒙普及に行なわれたのが2008年から2012年までの5年間、販売されていたカーボン・オフセットはがきです。50円のハガキ代金に5円の寄付が付与した55円で販売されていました。1枚につき5円の寄付金を、カーボン・オフセットを伴う各種申請事業へ分配されました。

環境省・経済産業省・農林水産省の3省が合同で、カーボン・オフセットに用いる温室効果ガスの排出削減量・吸収量を信頼性のあるものにするため、「J−クレジット制度」を創設しました。これは国内の排出削減活動や森林整備によって生じた排出削減・吸収量を認証する制度になっています。


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