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環境に関連する用語

低炭素社会

二酸化炭素(CO2)の排出が少ない社会のことです。脱炭素社会や低炭素型社会ともいいます。日本では平成19年度(2007年)度の、環境白書・循環型社会白書で提唱されたことを契機に、よく使われ始めてきました。

地球温暖化が世界的規模で進み社会に多大な影響をもたらすため、温暖化の原因でもある温室効果ガスのうち、大きな割合を占める二酸化炭素(CO2)の排出が少ない社会を構築することが、世界的な課題になっています。

低炭素社会を実現するために、基本となるのが二酸化炭素の排出量の把握です。このことを「カーボンフットプリント」(炭素の足跡)と呼ばれ、環境に関する義務的事項の中で、環境会計や環境家計簿として認識されていることが多くなっています。

二酸化炭素の排出量を把握するため、国際規格としてISO 14000シリーズがあります。特にISO 14064や14065では、温室効果ガスの排出量・収集量の算定や認証などの規格を制定しています。

企業の社会的責任(CSR)の性質があるため、企業の規模に比例して社会からの要求度が高くなっているため、排出量を開示している企業が多くなっています。排出量や吸収量は製品の製造・輸送だけではなく、原材料の採取から製品使用後の処分までを一貫して評価するライフサイクルアセスメントの形をとるのが普通になっています。


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