3つの頭文字をとった『3R』です。平成12年(2000年)に「循環型社会形成推進基本法」で『3R』の考え方が導入されました。2004年6月にアメリカジョージア州シーアイランドで行われたG8サミット(シーアイランドサミット)では、小泉純一郎内閣総理大臣(当時)が、3Rを通じて循環型社会の構築を目指すとした「3Rイニシアティブ」を提案しました。
環境省では10月を「3R推進月間」としています。3R推進月間を設けることで、国民や事業者に対して『3R』に関する理解と協力を求める普及啓発活動を実施しています。
循環型社会への形成に向けた取組みを推進するために、3R推進キャンペーンを行うことで、地方公共団体、関係団体、3R関係省庁(財務省・文部科学省・厚生労働省・農林水産省・経済産業省・国土交通省・環境省・消費者庁)などを通じて、様々なイベントやセミナーといった取組みが行われています。
3R推進全国大会では、事業者・行政・国民が一堂に会すことで、循環型社会の形成に関するそれぞれの経験や知識を交換し合い、参加者がそれぞれのライフスタイルを見直す機会を提供することで、3R推進に関する理解を深めて、循環型社会の形成とごみゼロ社会の実現に向けた取組みを推進することを目的としています。