リサイクルに関する用語

モバイル・リサイクル・ネットワーク（MRN）

各メーカーの携帯電話、キャリア、ブランドに関係なく使用済みの携帯電話・ＰＨＳ・タブレット・充電器・電池を『無償』で、全国にある1万ヶ社のショップで回収・再資源化の取組みをしているのが、モバイル・リサイクル・ネットワーク（ＭＲＮ）です。回収された端末に使用されている資源の70％を有効に再利用・再活用することを目指し、機種変更などで不要になった携帯端末だけではなく、どんなに古い機種でもリサイクルの受付をしています。

携帯電話などの端末には「都市鉱山」とも呼ばれる希少金属（レアメタル）の、金、銀、銅、パラジウムなどが使われています。使用済みになった携帯電話端末などを回収して再資源化することで、有効に再活用することを目指して、利用者に啓発活動など積極的に取り組んでいます。

回収実績は平成13年から13年間で約1億台の使用済み端末の回収を行っています。平成25年度には670万台の使用済み端末の回収がされ、再資源化率は70.5パーセントになりました。

確実な情報漏えい防止措置

各ショップに持ち込まれた使用済み携帯電話端末などは、徹底的に防護処置されます。個人情報の通話記録、ＩＤやパスワードなど第三者に悪用される可能性がある情報が蓄積されている情報を取り出せないように、端末の初期化（リセット）を操作します。初期化は各ショップで、操作の方法など教えてもらい使用者個人が行います。

端末の初期化を行った後、専用の穴あけ機で物理的な破壊を行い、施錠可能な保管庫へ収納することで第三者による再利用や盗難防止処置が講じられています。