リサイクルに関する用語

リフューズ

リフューズRefuseは【５Ｒ】のひとつになっています。

【３Ｒ】Reduce・Reuse・Recycleの３Ｒに、さらにふたつの【Ｒ】Refuse・Repairを加えた３Ｒの進化系として【５Ｒ】があります。

リフューズの意味は『断わる』ことです。つまり「必要のないものを断る」ことを意味しています。断わるだけではなく、不要なモノをもらわないことや不必要なものを買わないこともリフューズになります。

例えば、エコバックやマイバスケットを買い物時に持参して、スーパーやコンビニでレジ袋を断ったり、過剰な包装を断わること。マイ箸を携帯することで、外出先のレストランや食堂などで割り箸を断わること。紙資源のひとつでもあるダイレクトメールを断わること。これらも全て『リフューズ』になります。

ダイレクトメールは一方的に送られてくるものですが、ダイレクトメールを『リフューズ』することができます。ダイレクトメールが届いた際には、開封せずに宛先となっている自分の名前の下に、赤ペンで『受け取りません』もしくは『受け取り拒否』と明記します。そして印もしくは署名をして、ポストに投函します。未開封の状態で『受け取り拒否』を記載していると、そのまま差出人へと戻るシステムになっており次回からダイレクトメールも届かなくなります。

スーパーやコンビニのレジ袋は石油で作られているため、化石燃料のひとつです。限りのある資源でもある化石原料を大事に使うため、そして排出物を処分するときには二酸化炭素が発生するのを防ぐためにも『リフューズ』を念頭において行動することがエコにつながります。

「リフューズする」ことは、不要なものは「もらわない・買わない・使わない」ということです。断わるということも、地球環境保護に繋がる行動です。