リサイクルに関する用語

リサイクル

英語でＲｅｃｙｌｅ、つまりリサイクルは再循環のことです。いったん商品として生み出された商品を使い終わった後に、その商品を再資源化することで、新しい商品の材料として再利用することをいいます。新たに生み出すのではなく、今あるものを効率よく使用するので、環境負荷を下げるためリサイクルはエコにつながります。

【３Ｒ】と呼ばれるのは、リサイクル:Recycle、リユース：Reuse、リデュース：Reduce、の３つをひとまとめにして【３Ｒ】と呼ばれています。リサイクルは、必要範囲内での生産⇒消費⇒リサイクルを行なうことが、環境負荷の低減に結びつきます。

リサイクルの種類は３種類あります。

�@プロダクトリサイクル

再生利用になります。考え方としてはリユース（再利用）に近い概念です。

�Aマテリアルリサイクル

材料や製品への再資源化することです。

�Bサーマリサイクル

燃料化です。

リサイクルされる品目

鉄

鉄鋼約12億6千万トンもの鉄が循環しています。鉄鋼は、転炉法と電炉法でのリサイクルが大規模で行われています。

紙、板紙

回収された紙は古紙として、再び紙の原料となります。ダンボール、トイレットペーパー、白板紙の原料となっています。

ペットボトル

約20パーセントがリサイクルされて他の原料になっています。

アルミ缶

リサイクルの優等生とも言われるほど、再精錬する時には新造時の約3パーセントしか電気を要しません。

ガラス瓶

ワンウェイ瓶は破砕されてカレットと呼ばれるガラス原料に用いられます。

小型家電

希少金属のレアメタアルやベースメタルといった金属が多くまれているため、希少金属は再資源化されます。

廃瓦

砕かれて瓦チップへと再利用されます。

古畳

分解されて藁として再利用されます。