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アイドリングストップ

バス・自動車・オートバイが駐停車中はもとより、信号待ちなどの間にエンジンを停止することで、無用なアイドリングを行わないこと意味する和製英語です。アイドリング・ストップもしくは、停車時エンジン停止とも呼ばれます。アイドリングストップすることで、燃料節約と排出ガス削減の効果が期待されます。

理想的にアイドリングストップが行われる場合、14%程度燃費が向上します。それはどれぐらいの量かというと、エンジン再始動時にかかる燃料と、5秒間エンジンを停止することで節約される燃料の量がほとんど同じぐらいの量になります。5秒以上停車するときには、アイドリング・ストップした方が燃料消費が少なくなると試算されています。1日10分間アイドリング・ストップすることで、CO2排出量は乗用車1台あたり約120kg削減されます。

一番最初に導入されたのは燃焼節約を目的として1958年(昭和33年)に西鉄バスで導入されていますが、1973年(昭和48年)のオイルショックで急激にバス事業者に広まりました。近年では環境問題への意識の高まりと自動車排出ガス規制を受けたことで、自動的にアイドリング・ストップを行う機構を採用している車種が増えています。

大型自動二輪車クラスを生産しているオートバイメーカーでは、アイドリングストップを奨励していますが、燃費の向上だけではなくアイドリングを長時間行うことで、エンジンがオーバーヒートしてしまうため、エンジンを損傷することを防ぐ意味でもアイドリング・ストップを奨励しています。


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