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環境・不用品に関する考え方の用語

2アップ3ダウン

エレベーターや階段に『2アップ3ダウン』のポスターなど貼られているのをみたことがあると思います。省エネルギーを実践する方法として、エレベーターの消費電力削減を目指しているものです。階段を2段あがって3段下がるという意味ではなく、フロアー間の行き来でエレベーターではなく、階段を使って歩ける程度の移動であれば階段を利用しようと意味合いになっています。

ビルで2階上がったり3階下がったりする程度であれば、エレベーターの電力を使わずに階段を使うことで消費電力の削減を目的としています。エレベーターの利用を抑制することで、エレベーターの耐久年数を延ばすことも繋がるからです。また、近くの階へ移動するときにエレベーターを待つという待ち時間の削減にもなるので、時間的な効率アップでのメリットもあります。

エレベーターの電力消費は、積載重量・運転方式・床数によっても異なりますが、二酸化炭素排出量(CO2)に換算すると1基あたり1年間で1トンから5トン程度のCO2排出量になっています。このエレベーター1基あたりのCO2排出量は、一般家庭の年間CO2排出量1軒分に匹敵するだけの電力になる排出量になります。企業や地方自治体だけではなく、学校などでも省エネと健康促進(メタボリックシンドローム解消)を兼ねて「2アップ3ダウン」を浸透を促すため、階段の部分やエレベーターのボタンを押す部分などに「2アップ3ダウン」のポスターを貼って省エネルギー運動を促進しています。


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