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クリーンエネルギー:再生可能エネルギー

「クリーンエネルギー」という言葉には、特定された明確な定義はありません。電気や熱などに変えても、窒素酸化物(NOx)や二酸化炭素(CO2)といった大気汚染の原因となる物質や温室効果ガスの原因となる有害物質を排出することがない、または排出しないエネルギーのことを指すことが多くなっています。

水力発電、地熱発電、太陽光発電システム、風力発電、太陽熱温水器などの自然エネルギーや、化石燃料の天然ガスも石油と比較すれば有害物質の排出が少ないことからクリーンエネルギーと呼ばれることがあります。

クリーンエネルギーの定義は明確になっていないため、原子力発電は二酸化炭素を排出しませんが、原子力発電所の事故が起きれば甚大な被害が出ます。また原子力発電を動かすための放射性廃棄物の処理という問題もあります。また、水素ガスは燃焼時に有害物質をほとんど排出しませんが、水素をつくるには多くのエネルギーが必要となるため、作り出す過程で有害物質が排出される場合もあります。極めて曖昧に使われているのが「クリーンエネルギー」です。

「再生可能エネルギー」は、『資源が枯渇することのないエネルギー』や『利用する以上の速度で自然に再生するエネルギー』という意味になっています。そして、発電時や熱を利用するときに地球温暖化の原因となる二酸化炭素や窒素酸化物などを排出しないエネルギーです。再生可能エネルギーとして規定されているのは、太陽光、風力、水力、地熱、太陽熱、大気中の熱その他の自然界に存する熱、バイオマスです。

「再生可能エネルギー」と似た言葉で「グリーン・パワー」という言葉がありますが、米国環境保護庁(EPA)では大規模水力以外の再生可能エネルギーによって発電された電力を「グリーン・パワー」と定義しています。


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